トマホーク×極厚鉄板×焚火の最強グランピング飯

トマホークにスモーキーさも加わる

鉄板の遠赤効果と焚火のスモーク効果

圧倒的なインパクトのある骨付き塊肉の「トマホーク」を、以前の投稿で、ガスグリルと日本製の極厚鉄板”COCOpanグリドル”を使用することで、 鉄板から発生する遠赤外線効果で、野外でオーブンの使えないような環境でも、トマホークにきちんと火が通ることが実証されました。

そして、今回は、 ガスグリルの代わりに焚火を使用して、スモーキーさも加えたトマホークの調理方法をしてみました。

直火でも調理は可能ですが、焚火の直火とトマホークの肉の間に、 鉄板を挟むことで、表面だけが焼け焦げるのを防ぐことができ、 じっくりと中まで火を通すことができます。

COCOpanグリドルは、極めて焦げ付きにくくなる窒化処理のされた
特殊な分厚い鉄板で蓄熱性が非常に高く、焚火の火力の強弱の影響も受けにくいので、 このようなじっくりと火を通す料理にはかなり役に立ちます。

分厚いトマホーク肉を焼く最大のポイントは、とにかく弱火でじっくりと火を通すこと。

最初だけ、中火~強火で、 トマホーク肉の表面、裏面、それに側面に火を入れて、きつね色の焼き色をつけます。

この時に焦がしてしまうと、表面だけが焼けて中まで火が通らないので要注意です。

その後はひたすら弱火で熱を通していきます。焚火の場合は、熾火(おきび)で十分です。
加熱中は、肉の上にはアルミホイルで覆って、なるべくオーブンのように
全体から熱で包むようにします。

さすがの厚さなので、5分位おきに上下面を裏返します。
それを45分くらい繰り返し、あとはアルミホイルでつつんで最低1時間は寝かします。

寝かすことで余熱で最終的に中まで火が通り、熱を取ることで、
旨味の詰まった水分を落ち着かせて、切った時に流れ出ないようにします。

中がロゼ色のミディアムレアに仕上がれば成功です。
焚火を使用することで、香ばしさも増して絶品なトマホークステーキの完成です。

トマホーク肉はあまり流通していませんが、
ネット通販で簡単にお取り寄せすることができます。

昨今のグランピングや塊肉を使ったバーベキューの流行もあって、 徐々に取扱い店舗も増えてきています。

その中でも手頃で、割と品切れのケースが少なく、購入できる機会が多いのが、わたせい楽天市場店。わたせいの取り扱うトマホークはメキシコ産で、USビーフ同様に穀物飼育なので、淡白な牧草飼育のオージービーフよりも旨味が大きく より”肉らしい”味を楽しむことができます。

焚火料理をやってみたい人にも、トマホークを取り入れて、視覚と味覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。