USB PDでPC周りも身軽に

仕事柄、オフィス以外のキャンプ場やスタジオといった現場へも PCを持ち出すことが多く、PC自体はノートPCの中ではタフで便利なタッチパネル付き、持ち歩き向きのHPのSpectre x 360を使用していますが、今回、その持ち運びの時にアダプターで荷物が重くなるというストレスから解放されるアイテムを見つけました。

USB PDというアイテムで、街の量販店の売場だとスマホ対応はあってもパソコンに対応するのが見つからず、 アマゾンや楽天市場ですぐに買えました。

USB PDのPDとは、Power Deliveryのことで、 USB PD対応のType-Cのケーブルを使用することで、最大100Wまでの受給電が可能になる規格のことです。

従来のUSBだと、最大のUSB BC(Battery Charging)でも、7.5Wだったので、かなりの電力供給が可能となり、 パソコンやタブレットも充電することができるようになりました。

量販店で販売されているUSB PDの多くは、スマホに対応した低出力なものが多く、パソコンへの給電に推奨されている60W以上のUSB PDを購入するよう注意しないといけません。

実際にサイズを比較してみるとこのような差です。上がUSB PD 61WとUSB Type Cのケーブル。下は、PCに付属のアダプター。その大きさの差は一目瞭然です。

USB PDを使用するには、パソコンの差込口が”USB Type C”であることが条件です。電源の取り出し口となるUSB PDも、”USB Type C”なので、両方が “USB Type Cのオス”のケーブルが必要です。 パソコンに使用するなら、壁の床に近い場所から電源を取ってテーブルで作業するようなシーンだと、2mが便利です。

“USB Type Cケーブル”は、USB PD(60W)対応と、そうでないものがあるので、購入時に注意が必要です。

USB PDを使用するまでは、PC周りの荷物はこのような3個口でした。
①PC本体
②小物(マウス、USBケーブル、外付けSSD)
③アダプター

それが、USB-PDに変えて、2個口に収まりました。
①PC本体
②小物(USB-PD、マウス、USBケーブル、外付けSSD)

PC自体もすっきりとしたデザインで非常に使いやすいのですが、付属品もコンパクトにまとめるようにでき、より利便性が上がりました。

Type-Cで充電できるPCをお持ちの方には、USB-PDは荷物を少なくできて大変お勧めです。