分かりやすいベルテントの立てかた “Sibley 400編”

意外と簡単なベルテントの立て方をご紹介します。

今回使用するのは、100%コットンのCanvascampの直径4mのベルテントSibley400(シブレー400)です。
慣れたら1人で15分程度で設営が可能です。

ステップとしては、以下の4工程。

1.グラウンドシートをペグ打ち
2.グラウンドシートとベルテントの幕本体をファスナーで接続
3.ポール2本を入れる
4.幕本体のロープをペグ打ち

必要となるのは

1.グラウンドシート
2.ベルテント幕本体
3.ポール(センターポール・エントランスポール)
4.ピンペグ(13本)
5.エリッゼステーク28cm 又は テント付属Vペグ (12本)
6.ハンマー

Sibley400の購入時には、1~4とVペグが付属されてきます。

付属のVペグは地盤が固い場所だと地面に刺さりづらいので、より強度も耐久性も上がるエリッゼステークに交換すると、使える場所が広がりお勧めです。

テントの種類には、ワンポールテントと呼ばれる1本のポールとロープで自立するテントがあり、ワンポールテントの中にも、更に”ティピ”と、”ベルテント”に分類されます。

ティピは、三角錐の形状で、シンプルな構造です。

“ティピ”と”ベルテント”の違いは、ベルテントにはサイドに立ち上がりがあります。立ち上がりがあることで、テント内のデッドスペースが減り、同じ面積でも居住空間が広がるのがベルテントのメリットです。ベルテントは、その形状が釣り鐘のように見えることから、ベル(鐘)テントと言われています。

ワンポールテントとして象徴的なティピとベルテントですが、ベルテントは実は入口の部分をもう1本のポールで支えていて、ベルテントの入口のポールは、エントランスポールや、形状がアルファベットの”A”の形に似ていることからAポールと呼ばれています。では、実際にベルテントを立ててみましょう。

1.グラウンドシートのペグ打ち

テントの地面となるシートをグラウンドシートと呼びます。グラウンドシートには、入り口の箇所があるので、最初に入り口となる場所を決めてから、ペグを打っていきます。入り口の部分は、直線になっているのですぐに見て分かります。

最終的に、グラウンドシートの外側(1.5m~2mが目安)の場所に、幕本体のロープをペグ打ちするので、 外側の打つ場所も考慮した場所に、グラウンドシートを広げると良いです。

グラウンドシートには、ペグ止めする箇所にハトメがあるので、そこにピンペグと呼ばれるL型のピンを地面に打っていきます。

ペグを打つ順番は、入口の2カ所をなるべく張った状態でペグ打ちし、以降は、なるべく離れた対角にあたる場所を、グラウンドシートのしわを伸ばしながら打つようにすれば、後の行程もスムーズになり、しわの無い綺麗な床になります。

2.グラウンドシートとベルテントの幕本体をファスナーで接続

グラウンドシートの上に、ベルテント幕本体をベルテントの前後に合わせて広げます。

テントの真裏にあたる場所に、ファスナーの取り付け位置があり、左右それぞれを、テントの前方に向けて ファスナーで接続します。

3.ポール2本を入れる

メインポールを組み立て、ベルテントの中に入って、ポールの先をベルテントの頂点に合わせてポールを立ち上げます。

ポールの下部はグラウンドシートの中央に来る位置に持ってきます。

続いて、エントランスポールの取り付けになります。

エントランランポールはテント内で組み立てて、Aの形の頂上部にある突起部をベルテントの穴にテントの内側から差し込みます。

左右の足のサイドをベルテントの床部のポケットに入れます。

これでセンターポールとエントランポールの2つの設置は完了なので、再びテントの外に出ます。

4.幕本体のロープをペグ打ち

最後に、幕本体のエントランス部のロープを最初にペグ打ちし、外周のロープをペグ打ちしたら完成です。

それぞれのロープが、ベルテントの頂上から、ベルテントとロープの接続部、ロープとペグ打ちの箇所が 一直線になるように、また、各外周ロープの長さが均等になるように立てると、きれいなシルエットになります。

テントの立てるスペースや環境によっては、ロープの長さが均等にできなかったり、傾斜があったりする場合もありますが、 慣れれば、各ロープを張りを調整して、きれいに張れることができるようになると思います。

ペグの数が普通のテントより多いものの、設営の仕組みは意外と単純で簡単なのがベルテントです。この写真のCanvascamp社製は、厚手で居住性が良い反面、キャンバス生地で重く、乾きづらいという難点もあります。そこで、ポリコットンを呼ばれる、コットンと化繊の混在の生地を使用することで、コットンテントの風合いを取り入れながらも軽量なベルテントもあります。

これからテントを購入する人には、 ベルテントも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。