便利ラボ -VOL.5- まだうちわで扇いでるの?放置するだけで確実に火が付く失敗しない火おこし

失敗しない炭の火の付け方。放置するだけで確実に火が付く火おこし方法。

炭に火のつけ方が上手くいくかは、炭の組み方で決まります。

バーベキューのシーンで見かける”うちわで扇ぐ”という行為は、私達はいっさいやりません。

”うちわで扇がないと行けない”と思い込んでる人もいますが、その作業は時間も労力も無駄なので、正しい炭の火おこしを理解して楽しいバーベキューをするのがお勧めです。

 

火おこしに用意するもの

1. 炭
2. 着火剤
3.チャッカマン or マッチ

チャコールスターターという着火が容易になる道具もありますが、チャコールスターターも使わずに上の1~3だけで火が付きます。その火おこしの方法をお教えしましょう。

 

バーベキューの火おこしの手順

①上昇気流を利用する縦に空気が通る炭の組み方をする。
②着火剤に火をつける
③炭に火が付く

の以上3ステップという、火おこしの手順です。

ポイントは、燃焼するのには空気(酸素)が必要なので、この酸素をどう送るかと考えて炭を組むという点。

 

①の炭の組み方とは、まずは炭を煙突状に組むことを考えます。

煙突状に組む炭の底部に着火剤を仕込み、まず縦に2段、できれば3段の炭の煙突を作ります。(→これが慣れるまでちょっと大変)、

あとは煙突の底部に仕込んだ着火剤に火をつければ、うちわであおぐことなく、煙突の内側の炭から着火していきます。

並べる際にもポイントがあります。

炭はよく見ると、木の皮側(外側)と木の中心部があります。
この木の皮に油分が含まれるので、皮側が内側になるように煙突状に組み、着火剤の炎が皮の部分にあたって炭に火が付き始めます。

 

炭に火が付くメカニズム

煙突内の空気が燃える

煙突内が負圧になり下から空気が入ってくる

その空気が燃え上昇する。

再び負圧になり下から空気が入ってくる

上手に炭が組まれていればこの炭に火がついていくサイクルが延々に続きます

このサイクルになるようにするには、炭の煙突状になる組み方が重要。

そこで、組みやすい炭を使うのもポイントになってきます。

炭にもホームセンターで売っている安いものから高価なものまでありますが、一番のおススメは、ホームセンターの廉価な海外製より少しだけ高価な国産の良質な炭「岩手切炭 」。

日本製で形が整った状態で販売されているので、炭を組む際にも一役買います。

 

岩手切炭はにおいが少ないので、バーベキューで臭くなることも少なく、また、火持ちが良く高火力を得られます。

強い火力は中華料理屋の厨房のように強火を必要とする料理も美味しく仕上がり、炭の追加の頻度も少なくて済むので、結果的にはそこまで値段が張ることもなく、快適なバーベキューが叶います。

とはいえ、火力の調節、準備や片付けの手間がかかるのが炭でのバーベキュー。

頻繁にバーベキューをする人なら、いっそのことガスバーナーの方が合理的です。

 

バーベキューの準備や片付けが格段に楽になり、火力の調節もしやすいので料理の幅が広がります。

炭だと美味しくできると思われがちですが、今では遠赤外線効果の得られる鉄器の調理器もあるので、ガスバーナー+鉄器で、十分のクオリティのバーベキューができます。

鉄器なら、鉄なのに極めて焦げ付きにくく、扱いも楽で美味しく仕上がるCOCOpan(ココパン)が、家でもバーベキューでも重宝します。

 

 

 

話を炭の付け方に戻すと、炭は白くなる頃が使い頃です。

この状態になるまでは思っている以上に時間がかかる(最低でも20分~30分)ので、バーベキューの準備には、まずは上記の手順で火をおこし、並行して食材の準備をするとよいです。

この火おこしの手順なら、うちわであおぐ必要もなく、時々、火がついているかチェックをすればいいだけ。

もし付いていなければ、再度、炭を組みなおしたらOKです。

うちわで無駄な時間と労力を使わず、炭に火が付くまでの時間を有効活用して楽しいバーベキューの時間を過ごしましょう。

ちなみに、着火剤もチューブ状や固形のものといった種類がありますが、一番のおすすめはこちらのジェルパックのものです。

 

人数の少ないバーベキューなら、炭もグリルも一体型で、自然への負荷の少ない使い切りグリルもお勧めです。

 

カススグリルは、また改めてご紹介します。